| 心尽(こころじん)の部屋 |
| [ラッキーマン]-----2003/06/12(Thu) 22:13 |
| マイケル・J・フォックスの本を読んだ。「ラッキーマン」というタイトルだ。話題になったから知っている人も多いだろう。 彼の半生とパーキンソン病が発覚して現在までの苦悩、そして新しい人生に向かうところまでが書いてある。 うん、正直感動した。 役者として読んでいる部分もあって、ドラマや映画の裏話も非常に興味深い。 彼はパーキンソン病になってラッキーだったと語っている。 と言っても、単純な話ではない。 パーキンソン病になることによってしか得られなかった多くの幸せ、希望、家族の愛、隣人の愛、大衆の愛、自分のすべき事、力を知った。それがラッキーでなくて何であろう。という話。 とても共感できる。 僕も良く言うけど、世界で一番幸せな人っていうのは、世界で一番の不幸を体験して立ち直った人だと思うんだ。誰にでもやさしくなれる。すべての事が、当たり前の事が幸せに思える。 それに気付かせてくれた不幸と思っていた事が、実はその人を大きく成長させてくれる”愛”なんだ。 だから、世の中には"愛"しかないんだ。 マイケルJフォックスは、大スターまで登りつめて、パーキンソン病になった、そしてそれを告白した。この事によって、今まで注目をあびていなかったパーキンソン病がみんなの注目の的になった。病気である事をかくして来た人たちが、かくさなくてすむようになった。病気への理解が大きく進んだ。 彼にしかできなかった事だったろう。 今、彼は彼の作ったパーキンソン病を研究する財団の仕事をしながら、国とかけあい、講演をし、役者としても仕事をし、家族との時間を大事にして過ごしているらしい。 がんばって欲しい。 それから、巻末の方に別の意味で興味を引く事が書いてあった。 "祈り"のパワーについてだ。 ある宗教団体に、不妊治療をしている2つのグループのうちの一つに、子供が授かるように集団で祈り続けてもらう実験をしたんだそうだ。祈られている事は知らされていない。まったく遠い場所から、知らない人たちの為に祈りをささげる実験だ。 結果は、科学者の驚くべきものだった。祈りを受けなかった方は、20%が妊娠をした。祈りを受けた方は、なんと50%が妊娠をしたというのだ。 これを嘘だと思うか、偶然と思うかは、それぞれの勝手だ。 でも僕は、そうだろうな。と思う。 そうやって生きて来た。僕は人と争うのが嫌いだ。嫌いというかできない。怒りのエネルギーに対して、とても弱い。 といって、誰かと口論になる事はあるし、怒らせてしまう事もある。そんな時、僕は、相手を理詰めで説得しようとはしない。 火に油をそそぐ事になるからだ。僕は、人に口ケンカで勝てるかもしれないけど、それをすると人をすごく傷つける事がわかっているからしたくないんだ。 そんな時、どうするか? 単純に、相手と笑顔で和解している姿を想像する。その人の善の部分を信じきる。バカみたいに信じるんだ。 恨みのパワーと、人を信じるパワー、どっちを使うか。 僕は、常に人を信じる方にパワーを使ってきた。 そうして、それが現実に影響を与える事を体験している。 僕は宗教家ではないし、盲目な信者でもない。 人を、世の中を変えられる手段が一つだけある。説得する必要も、誰かを変えようとする必要もない手段が一つ。 それは、自分を変える事。そして、人を信じ続ける事だ? |
| [いつでもそばにいるよ]-----2003/05/17(Sat) 23:04 |
| いつもそばにいるよ。 生まれた時に僕は偉流に誓った。 歌詞にそう書いた。 でも物理的にずっと一緒にいられるわけもなく。 離ればなれで過ごす時間もある。 でもあらためて、「いつもそばにいるよ」と言おう。 それは、心でつながるって意味だ。 僕は、心配しない。そう人生で誓っている。 心配するっていうのは、相手の事を思っているようで実は、相手のよくない出来事を想像している事が多い。だから僕は、心配しない。 その人の無事を思うし、元気な姿を思い出し、笑顔を作る。それが僕のする事だ。 だから偉流の事を信じて笑顔を作っているよ。 安心してる。 パパはどうしてるかな?と思った時、きっとパパは、 笑顔でいるよ。偉流の元気な姿を確信してね。 だから偉流も不安な夜があっても、安心して眠ってほしい。バカみたいに笑顔なパパをあきれて想像して欲しい。 そして、自分の力で笑顔で戻っておいで。 助けが欲しい時は、木や花を見つけて言うんだ。僕に力を貸して!って。パパは、木や花の友達だから、きっと助けてくれる。 そっと目をとじれば感じるはずさ。パパを。 そしていつでもそこに力と答えがあると信じるんだ。 見つけだすのは、君自信だ。 いつでもそばにいるよ。 |
| [感極まる]-----2003/05/05(Mon) 15:46 |
| 人間は、いつになっても自分を発見するものです。 昨日、偉流、翔人、ママと家族総出でNHKホールへ「おかあさんといっしょファミリーコンサート」を見に行った。 チケットをとるのも大変で、苦労してやっと3F席...。 コンサートがはじまり、偉流が喜んでいる姿を見て、感極まった 訳です。おっと!何、涙腺ゆるんでるんねん!おいら! びびりましたね、どうしてこんな事で感動しているのか? 自分が不思議でした。 苦労して色んな事をして来ました。成功した事も失敗した事も経験しています。対外の事には、そんなに感動しなくなっている自分もいますし、自分がつかみとった成功というのは、嬉しさでいっぱいで希望に満ちていて、とてもエネルギッシュな感動です。種類が違う気がする。 ところが、偉流が喜んでいる姿を見て涙する自分がいるのです。 結婚した時、子供が産まれた時、はじめてパパと甘えてくれた時、いろんな感動があったけど、今回のは初めてです。 ふいをつかれた感動。 ふふっと顔が緩む感動。 偉流の感動が伝わって来た感動? そうだな、きっと。偉流が喜んでいる嬉しさを共有している感動なのだと思います。 子供が喜んでいる姿を見て泣く親の姿...そんな感情なのかな。そんなに喜んでくれて、パパはうれしいよ!!涙 純粋に夢見ている幼少期の感動...とても良いものです。 |
| [優曇華(うどんげ)奮闘記]-----2003/05/06(Tue) 22:35 |
| およそ1年半ぶり2度目の舞台が終わった。 ■謝辞 稽古期間3週間。あっという間の出来事でした。 正直、参加するにあたり悩みました。はたして時間がとれるのか?迷惑をかけないか? 結果、皆さんにご迷惑をかけつつ、7ステージ舞台に立つことができました。劇団の皆様、出演者、スタッフ、事務所マネージャー、仕事関係の皆様、本当にありがとうございます。そして快諾してくれた妻に感謝、遊ぶ時間が減ってしまった偉流、ごめん!その分これから挽回するよ。 ■感謝 結果、参加してよかった。貴重な体験をさせていたいたことに多いに感謝しています。 そして結婚していること。2人の子供がいるという事。 これがこんなにも演技を助けるのかと、改めて、体験する事の重要性を感じました。家族に感謝です。 ■子供を抱き上げるシーンが良かったそうな 子供を頭上に抱き上げて「(生まれて)嬉しかった」という台詞を言うんですが、多くのお客さんから「ちゃんと赤ちゃんがいたよ、やっぱりパパなんだね、あのシーンが一番良かった」とお褒めいただきました。 演技...はしてないんですけどね。笑 毎日やってる事だから、でも、それが大事なんだなと思いました。 これからの芝居に多いに役立てたいと思います。 ■佐竹という役 約1時間の舞台、僕の出番は2シーン。東京から主人公光市をスカウトしにくる佐竹という役どころ。 村の住民と、一人だけ雰囲気の違う都会から来たハイカラなおじさん役。 光市にかける情熱の裏にあるもの。 それが出せればなぁと取り組みました。 ■衣装をそろえよう! 時代は昭和16年。インターネットを駆使する佐々木は、ネットでその時代をリサーチ。ちょうどゾルゲという映画が封切り前でホームページを発見。そこに出てくる人物で使えそうなところを真似ることにした。他にも映画見たり、いろいろしました。 カンカン帽に丸めがね、蝶ネクタイ、三つ揃いのスーツ。 まだ台詞が入る前に、僕の頭の中に描いた佐竹像でした。 スーツは、以前、かばん持ちをしていた時代の3つ揃いの、生地がじゅうたんのような厚いスーツに決定。 後は、古着屋、古道具屋を探すことに。しかし、ない。 探してもなかなかない。ふっるーい、それらしいかばんを稽古場の近くで購入。 蝶ネクタイは、家の近くの古着屋さんで、たぶん子供用の蝶ネクタイを購入。 カンカン帽と、丸めがねは、ヤフーオークションで発見、ぎりぎり間に合って取得。 最後に、かみさんの扇子を借りて完成! ほぼ自分の描いたとおりの佐竹ファッションが完成した。 はっきり言って、今の時代でそれを着ると笑えます。表は歩けません。でも昭和の香りそのままを再現できました。笑 そして稽古で着ているうちにだんだんとしっくりしてくる自分を発見。衣装は身を助けるといいますが、そのとおりで佐竹になっていく自分を感じることができました。 ![]() ![]() ■佐竹の背景の重さ さて佐竹は、関東大震災で4人の子供(上3人が女の子、一番下が生まれたばかりの男の子)と奥さんを亡くしています。年齢を計算すると、40代中ごろ。しかし僕は33歳。 このギャップは声の仕事ではいくらでもうめられるけど、顔だしでは埋められない。老けにも挑戦しましたが、演出に無理して老けなくていいと言われたので、無理はしない事に。言動のはしばしに、子供を亡くしているという背景に重みを持たせることに。 結果30代後半ぐらいにはなれたようです。 ある方に、衣装がなくても君は昭和の雰囲気を持っていると誉めていただきました。生き方が、古いのかも。笑 ■苦労したギャグシーン 一番苦労したのは、2シーンあるうちの2つ目。 光市と二人のシーン。選考会の結果を、ハイになって語り、ギャグ連発、一転、まじめモードに突入し、自分の亡くした家族の事を、思いを光市にぶつけます。 これのギャグですな。笑 今回は、基本的に台詞を決めて、一部分だけ毎回アドリブをはさめるようにして完成させました。ギャグをね。 脚本にあったギャグは、他の方のギャグなので、僕がやってもどうにも、笑いがとれない...。そこで、自分流のギャグを付け足していきました。駄洒落?ですけど。笑 僕の持つ雰囲気(まじめな佐竹)と、ギャグを飛ばし続けるアンバランス感と、コミカルさ、ねらい過ぎない気の抜け具合...その辺りをねらって! 結果は、好評!噴き出す人も何人か!笑いがどっと来た回が一度!毎回、声を出さないまでも、にんまり笑ってくれる人は多数! ギャグにも自信が...ついた? ■郷愁 佐竹 で、次に大変だったというか、結果、課題を残したのが、過去の回想のシーン。みんなは誉めてくれたけど、僕の中では、もっとやれたかった。涙をさそいたかった。ジーンと来たと言う声は多々あったけど、涙をいただけるまではいけなかったのが残念!まだまだ修行が足りないなぁ。 家族を震災で亡くして20年...その気持ちは、想像を現実にはできなかった。実際に亡くしたら、僕は気が狂うかもしれない。どんなにつらいか、どんなに寂しいか、子供を愛すれ愛するほど、悲しみは大きくなる。そして人は明るくなる。夢中になるものを見つける。 僕は、これを想像しきれなかった。あまりにもつらくて。 もっとじっくり取り組む時間のある時に、再チャレンジしてみたいとは思うけど、できるなら想像したくないシチュエーションであった。 ただ、僕は、笑って死ぬ前の妻と子供たちの様子。待望の男の子を抱き上げるシーンを演じた。思い出すのは、楽しい思い出ばかり、子供の事を考えると自然と笑顔が出るから。悲しみは、「炎がすべてを連れ去った」の一言に集約、これも悲しくは言ってない。過去の出来事として、悲しみをかくして光市に伝えている。 そして光市とともに世界を目指す事を宣言するが、現実は無常にも...。 ■最後に 一年間ワークショップで培ってきたものを出せたと思います。舞台上で冷静にいられたし、関係性もかもしだせたかなと。ただ2シーンのみなので、今度は、メインな役でいっぱいしゃべって、いろんな人と関係性を持つ役に挑戦したいと思いを新たにしました。 舞台は楽しい。最高であった。 -------------------------------------------------- <WEBに掲載した詳細> 2003/4/27(日)〜30(水) 三軒茶屋ピュアスタジオにて 劇団COG商店アトリエ新人公演 「優曇華(うどんげ)」 【詳細】 2003年4月27日(日)〜30(水) 一日2回 14:00 / 19:00 (開場は30分前) 計8回公演。(※28夜のみ佐々木出ません) 【会場】三軒茶屋 ピュアスタジオ 世田谷区三宿1-26-3 ピュア三軒茶屋1F 田園都市線「三軒茶屋」駅から徒歩12分 作・演出 寺岡大和 監修 塩山義高 【CAST】 KEITA/長島正道/杉友希江/森田大/木村江里子/堀口曜子/佐々木健/藤原満/久保田綾子/稲葉統/小林大介/廣瀬義樹/寺岡大和(語り)/塩山義高(声) 【Story】 昭和のはじめ、関東大震災から20年、太平洋戦争がはじまる前、 一人の才能開花前の青年の話、夢を語ることも、男女平等も、戦争批判も できなかった時代。 「火種」を持った青年は、「炎」となることができるのか!? 【解説】 現在通っているワークショップの関係で映画監督の紹介で出演する事になりました。 顔だし中心の役者さんがメインの劇団です。今回は新人公演という事でアトリエで 行います。せまいし、お尻いたくなっちゃうかもしれません。上演は1時間とコンパクト。 佐々木の出番は多くはありません。でもよかったらぜひ来て下さい。 この劇団、面白くて最後に泣ける...そんな芝居を目指しています。 佐々木も笑わせます。泣かせます? 予約なしで、当日ふらりと来ていただいてかまいません。 佐々木の名前を出していただければ入れます。 久しぶりの舞台、ワークショップに通って1年...その成果が今ここに! こうご期待! ------------------------------------------------- |
| [雑誌の日付]-----2003/03/25(Tue) 21:59 |
| 重たい話題が多いから軽いものもね。笑 僕が世の中で変えて欲しい事のひとつに「雑誌の日付」がある。 3月に4月号が発売され、3/10に3/17号が発売されるアレです。 何でも昔は、流通の問題で先先の日付にしたとかしないとか。 でもさ、夕方に出せば翌日の朝つくような便利な世の中。インターネットではリアルタイムでニュースが飛び交う世の中...日付が一月とか一週間ずれてるのは、時代錯誤だと思うんですが!どうでしょう! しかし誰に言えば変わるんだ。発行日付が嘘なわけだから裁判に訴えたら変わるのか?偽証だもんねぇ。 ついでに小説とかでも発行日付を先にして発売するものも多いよね。うん十年たった後、この時に発行されたんだぁとか感慨にふけっても実は違うんじゃ、がっかりさ。 |
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