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| ねこみまん | 2006年06月30日(金) 00時07分16秒 | 220.159.100.91 Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1) |
6月29日(木)朝日新聞 県立高校の共学化が進んでいる。かつて27校あった別学校は、現在半分以下の11校になった。名門校も例外ではなく、07年には仙台二高、10年には仙台一高が共学化され、全校が共学になる見通しだ。県教委が01年に決定した「県立高校将来構想」に沿った動きだが、これに反対する意見が一部に根強く残る。27日には仙台市内で、伝統校の生徒約2千人による共学化反対のデモ行進も行われた。共学化の歴史的経緯や現状、もたらす効果を改めて考える。(神崎ちひろ) 「共学反対、共学反対」 27日、仙台市青葉区であった仙台一高、二高、三女高などの一律共学化反対を訴えるデモ行進。集まった約2千人の生徒は、「生徒の理解を得ない横暴な共学化を許すな!!」「北陵健児に女はいらぬ」などと書かれたプラカードを手に商店街を練り歩いた。勾当台公園の出発式では、生徒の代表が「別学が男女差別とは思わない。今の状態は心地よい。100年もの間培った伝統を残して欲しい」と訴え、一律共学化に反対する陳情書を村井嘉浩知事に手渡した。 県立高校の共学化は、県教育長の私的諮問機関「魅力ある県立高校づくり推進会議」が95年に出した報告書で、「男女共学への対応」を提起したのが発端。その後、「公立である以上、性別を理由に入学を断ることはできない」「少子化の中で部活や教員数など一定規模を保つため統合の必要がある」などとして、県教委が01年、県立校すべての共学化を決定した。 県教委の決定に対し、仙台市内の伝統校を中心に、在校生や卒業生、PTAなどから反対論がわき上がった。05年の知事選では、県議時代には共学化を支持していた村井嘉浩・現県知事も、別学を残す方針を公約に掲げて当選。さらに、06年初めには、仙台一高出身の梅原克彦・仙台市長が「(一律の共学化は)県の教育史に残る汚点だ」と発言して物議を醸した。 しかし、05年末には共学反対派が求めた県民アンケート実施の請願を、県議会が反対多数で不採択とし、改めて推進の方向性が示された。06年初めには県教委も推進を再確認。共学化の方針はほぼ固まっている。27日の出発式では、陳情書を受け取った村井知事が、共学化は教育庁の管轄で知事には権限がないと説明。「私の苦しい気持ちをご理解いただけないか」と弁明に終始した。 ------------------------------------------------------------------------ 共学化の意味って?/「共学化は葛藤」 県内で論争を呼んでいる共学化は果たしてどんな意味があるのだろうか。 「葛藤(かっ・とう)することにつながる」と話すのは、東北大の水原克敏教授(教育学)だ。「同性より異性の方が、違いが大きい分だけより傷つけられる。傷つけられ、なぜだと悩む経験が多いほど、多くの視点、広い視野を持つことにつながる」という。少子化により、家でも学校でも葛藤(かっ・とう)する経験が圧倒的に少なくなっていることが問題だと指摘。国際社会で生き抜くためにも「高校という大事な時期に(別学で)無菌培養している暇はない」と強調する。 「葛藤」は、男女共同参画の立場からも大きな意味を持つようだ。宮城学院女子大の浅野富美枝・助教授は「(女性の立場では)別学で感じることのなかった差別観をどう受け止め、どう説得していくか。その強さを身につけることが大切」と話す。そして、共学化を「成長期に男女が接して同じ人間であるという認識も自然に持つ、いわば男女平等のスタート」と位置づける。 |
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