バレンタインからパンツの話
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今朝、麻里が出勤したら机の上にチョコレートが置いてあった。 昨日、生命保険会社のお姉さんが各机に置いていったチョコレートだ。 袋にしっかり「St.Valentine'sDay」なんて書かれてて、ハート型のチョコが3個入っている。 その袋が3袋麻里の机の上に置かれてあったのだ。 多分、他の机の人が麻里に食べろという意味で置いてくれたのだと思うのだが、腐れ気味の麻里はそれを素直に受け取れなかったらしい。 「何だよ、14日にチョコくれってか。クソ、催促すんなよ」 とか心の中で毒づきながら、でも麻里はしっかりそれを食べたらしい。 もちろん麻里には14日に職場のみなさんにチョコを配る気はない。全くない。 しかし毎年なにかと「今日バレンタインだね」とか話しかけてくる輩が必ずいる。 そしてそういうのに限ってチョコをあげたりすると「お返しが大変だなー」とか言うんだ。間違いない。 (ハッ。今ボクにお笑いの誰かが降りてきてた・・・!) しかもお返しは木綿の白いパンティ(フリルとリボン付き)ときたもんだ。 (奥様が買ってくるんだろうけど)そんなもんくれるなよ。 そう。お返しにパンティをくれる方達のパンティは全部白だったりするのだ。("ホワイト"デーだからかも知れないが) 白いパンティになにか夢でもあるのだろうか。 だが麻里の辞書に「パンチラ」という言葉はない。 何故なら、冬の麻里は毛糸のパンツをはいているからだ。 誰も毛糸のパンツにロマンを感じないだろう。 ・・・・。 ・・・・。 ・・・・。
...No.4 |
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