麻里は見た!
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それは帰りの出来事だった。 いつものように麻里は18時に会社を出て駅に向かった。 「18時になっても明るい・・・日が長くなったな〜」 とか思いつつ下を向いてテクテク歩いていると、麻里の目にまずでかいお尻が目に飛び込んできた。 「ぬは!お尻パンパンやん!!」 とは口に出しはしなかったが、麻里の目はそのお尻に釘付けになった。 そうして顔をゆっくり上げると、そこにはしっかりと抱き合った高校生(推定)カップルがいらっしゃったらしい。 田舎の無人駅の前(近くに交番とアパートあり)なのだが、すっかり2人の世界に入っているようだ。 まあいい、それが若さの証拠だから(そうなのか?)。 問題は彼女の方である。 チェックのシャツにジーンズ姿の彼女のお尻はジーンズが破れちゃうんじゃないの?くらいにパンパンにでかかった。(これも若さの証拠?) ぽっちゃり系で可愛らしいのだが、彼氏の彼女を抱きしめる腕がまわりきっていなかった。 どうも彼氏の方が小柄なのである。 なのにサングラスなんかしちゃって格好つけてるのがとても子供っぽいというか、滑稽で麻里はそんな2人を口をポカンとあけてしばらく見ていたらしい。 さすがにヤツラもそんな麻里の視線に気づき、さりげなーく抱き合うのをやめた。 麻里がホームに出るとまた2人の世界に入りそうな雰囲気だったので、麻里はわざと駅の待合室で電車が来るまで待っていたらしい。イヤミなおばさんである。 しかしヤツラはすごかった。 麻里が待合室にいて、見えてるというのにまた抱き合ったのだ。 若さってすごい。 彼女の方は「恥ずかしい・・・」とか言ってはいるが、もちろん本心ではない。されるがままである。 そしてやはり彼氏の手がまわりきってない。 麻里はそんなカップルを見てなんだかせつなくなったらしい。
そんな麻里の高校時代だが、たっぷりどっぷりオタクしてたので、こういうところで異性と抱き合うとかいうラブラブ経験は全くなかったらしい。 後から知ったことだが、どうも麻里はレ○ではないかと当時噂されていたようだ。やめて下さいよ。 合掌。
...No.4 |
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