馬人はギリシャ神話ではケンタウロス族と呼ばれています。山の中の洞穴に住んで、ひどく乱暴なものもありましたが、その多くは善良で人間と親しくまじわっていました。その中でもいて座となっているケイローンは、音楽の神アポローンと月の神アルテミスから音楽・医術・予言・狩りなどを授けられて、ぺーリオン山の洞穴の中に住んで、ギリシャの若者たちを、教育していたと言われます。たとえば力士ヘルクレースには武術を、神医になったアスクレピウスには医術を、カストールには馬術を教えたと言うことです。 中でも有名なのはアルゴー船遠征隊を率いて、金毛の羊皮を取り返しにいった、ヤーソンを育てたという話です。ケイローンはヘルクレースが馬人と戦った時に、誤ってヒドラ(水蛇)の毒を塗った矢で、刺されました。大神ゼウスがそれを惜しんで天にあげ、いて座になったのだと、伝えられています。
索引【い】 分類[夏の星座] 登録日-2001/10/21 03:22