Garden Library
以前、読売新聞でnakamichiパパが毎週金曜日に連載していたお花のQ&Aを掲載しました。by Nakamichi

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No.1 ガーデニングに向く性格、不向きな性格ってあるのですか。

 ガーデニングは老若男女誰でも楽しめる万人の趣味として、欧米では最も人気のある趣味の一つです。
 せっかちな人は、花屋さんで満開のパンジーやベゴニアの花苗を沢山買ってきて、玄関先に寄せ植えするだけで一流のガーデナー気分になることもできます。
 のんびりした人は、スミレ等の宿根草やコニファー、花木を苗からじっくり育て、長年かけて自分だけの素敵な庭づくりが出来ます。
 ガーデニングには人ぞれぞれ、沢山の楽しみ方やスタイルがあります。 ガーデニング始めようと思ったら、まず、大好きな花を買って、育ててみましょう。
 自分の性格やライフスタイル、時間に合わせて、肩の力を抜いて、取りかかることが長続きのコツと言えます。

索引【い】 分類[一般] 登録日-2007/11/05 21:20

No.2 風呂の残り水を植木にやりたいのですが。

お風呂の残り湯はそのまま捨ててしまうのはもったいなく、リサイクルで植木やコンテナにやれればいいと思いがちです。
 しかし、残り湯には人間の汗の塩分が含まれるとともに、配管の銅や鉛が混じることもあります。また、洗剤がたまに含まれることもあります。
 残り湯だけで植物を育てるつもりでは、塩害等が出る可能性が高くあまり勧められませんが、たまに利用することは可能です。
 特に、冬場の洋ラン類やセントポーリア等の冷たい水を嫌う熱帯植物には残り湯と水道水を混ぜて生ぬるい水にして用いると良いかもしれません。

索引【い】 分類[一般] 登録日-2004/06/23 10:19

No.3 猫のおしっこをかけられてどうして植物は枯れるの。

 鶏糞や牛糞などの堆肥は土壌改良材として最適だと言われています。昔は人間の排出物も肥料として大切にされていました。
 しかし、これらの排泄物は何ヶ月も空気に当て十分完熟させる必要があります。生の動物の糞尿は、アンモニアや食塩などの成分を沢山含んでいて、直接かかるとほとんどの植物が枯れてしまいます。
 家庭菜園では、生の油かすを直接土に混ぜて、野菜が上手く育たない場合をよく見かけます。
 有機肥料や動物の糞尿は新しい物を用いるのではなく、屋外や土の上で十分発酵させた物を利用することが、上手な使い方です。

索引【い】 分類[一般] 登録日-2004/06/23 10:25

No.4 どんなところで花苗を買ったら良いの?

 最近はホームセンターや普通の花屋さんの店頭等いろんな所で花苗が売られています。 ガーデニングの一番のコツは良い苗を手に入れることです。
でも、締まった苗や花付きの良い苗等、初心者では良い苗の選び方は案外難しいものです。
 一番安心なのは、花の育て方を良く知っているガーデンショップを探すことです。
安い花苗が棚下の暗い所に置かれていて、伸びてしまったり、古い花が病気になっているような苗はいくら安いからといっても、すぐに枯れたり、花が咲かなかったりで結局損になってしまいます。また、無神経に苗の上から水をジャブジャブかけて、葉が濡れているだけで満足しているようなお店も考え物です。
 仕入れて時間が経った花苗が綺麗に咲いているようなお店を選んで買うことが、賢い花作りの第一歩です。

索引【い】 分類[一般] 登録日-2006/10/28 19:50

No.6 しだれ梅や花桃の実は食べられますか。

花を見るために品種改良されている果樹は、果実の品質をあまり重視していない品種が大半です。
 特に、八重咲きの品種は雄しべが花びらに変化しているため、そばに一重の品種が無いと結実も難しいものです。
 しかし、せっかくなった実をそのまま捨てるのももったいない気がします。そのまま生で食べると渋味やえぐ味が強くて食べられない場合が大半ですが、果実酒などに利用してみたら個性的な味わいとなるかもしれません。
 また、梅などのバラ科の果実の未成熟果には、極微量ですが青酸が含まれる場合があると言われています。食用に用いる場合はよく熟した果実を用いることが大切です。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/16 16:34

No.7 タンポポ等の野草を育ててみたいのですが。

野草や雑草は本などにあまり育て方が書いていないので、コンテナで育てるのは難しいと思いがちです。
 しかし、日本で普通に見られる雑草や野草は案外簡単にコンテナでも育てることが出来ます。
これはと思った植物があったら、スコップで根っこを掘り起し、根の出ている状態をよく見てみましょう。タンポポの様な太い根が真っ直ぐ伸びている植物は、出来るだけ深い植木鉢で、ツユクサや猫じゃらし等の細い根が沢山出ている植物は浅いコンテナで栽培します。
この時、排水は出来るだけよくして、生育地の土に合わせて、腐葉土やまさ土の配合を調節しましょう。肥料をやり過ぎると育ちすぎて花が咲かない場合が多く、初めは無肥料で育てて、様子を見て徐々に液肥等を与えます。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/16 16:35

No.8 梅雨の時期の植物の管理法を教えて。

ベテランの人に聞くと、日本の梅雨は高温多湿で、多くの植物が病気になりやすいとよく言われます。
 しかし、沢山の雨が降り、温度が高い気候は亜熱帯や温帯の植物にとっては、最高の季節だと言えます。
洋ラン類やポトス等の観葉植物は、鉢皿をはずして、部屋の外へ出してたっぷりと雨に当てましょう。
 また、連休に買った、サフニアやベゴニヤ等のポット苗は、枝が伸びて花が終ったり、下葉が黄色くなってきています。
 花がらや黄色くなった葉は、梅雨の湿度により病気の発生源になります。
 雨に濡れた花は出来るだけ早く摘取ること。黄色くなった下葉やカビに侵されている葉は出来るだけ早く取除くことが大切です。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/17 8:07

No.9 花壇苗の再生方法を教えて下さい。

ペチュニアやインパティエンス、ベゴニア等の花壇苗を長持させるためには、切り戻しを行い、新しい芽を出すことが大切です。
ほとんどの花壇苗では、新しい芽は葉の出ている節から伸びます。
 しかし、芽の出る節に十分な光が当らないとうまく芽出来ずに老化したり、ひ弱な芽になって、他の枝に負けてしまい、今ある枝の先端まで花が咲くと枯れてしまいます。 花壇苗の再生の上手な方法は、花がまだ咲いていて少しもったいないと思うぐらい早い時期に、出来るだけ根元まで切り戻すことが大切です。
切り戻しのコツは、一つの茎で元気な葉を2〜3枚程度残すようにして、全ての枝(軸)を切ってしまい、新しい芽に十分日光と通気が出来るようにすることです。
 新しく若い元気な芽は、梅雨の湿度や夏の暑さにも強く、夏越しの大事なテクニックの一つです。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/17 8:08

No.10 ユリの花が綺麗に咲きましたが、来年も上手に咲かす方法を教えて下さい。

ユリ類は元来、日本や東アジア原産の野生種の改良種で、日本の気候に良く合った植物と言えます。
 ユリ類はチーリップの球根等と違い、同じ球根が毎年育ちます。また、貯蔵中に球根や球根の根が乾くと調子が悪くなります。
 成育中は球根より上の土中の茎から沢山の根が出て養分を取るため、植木鉢でも深く植えることが大切です。
来年も花を楽しむためには、花が終ると出来るだけ早く、種子が出来ないように花がらを切取り、葉が自然に黄色くなるまで灌水を続けます。
 プロの球根貯蔵法は、古い根を絶対に取らず、湿らせたおがくずの中に入れておきます。
 一般家庭では、出来れば、球根は掘出さずに、土の中にそのまま置いておき、毎年少しずつ増し土を行うことが上手な管理法です。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/17 8:08

No.11 夏休みに家を空けますが、コンテナの植物は大丈夫?

地面に植わっている木は、普段、水やりを意識しなくても枯れることはありませんが、コンテナーに植えられた植物は、ちょっと水やりを怠ると枯れてしまいます。
 また、真夏には、鉢皿等に沢山水を溜めておくと、水温が上がって根が枯れてしまいます。 普通、真夏に2〜3日水やりを忘れるとコンテナの土はカラカラになり、多くの植物は枯れてしまいます。
数日の留守の場合は、出かける直前に水の入ったバケツの中に入れ、土の表面から泡が出なくなるまで、たっぷりと土に水をしみ込ませてから、コンテナを日陰に置きます。 4〜5日の場合は、コンテナーを地面に埋め、周りの地面にもたっぷりと水をやっておきます。
1週間程あける場合は、さらに、刈り込みを行い、葉の数を減らし蒸散を少なくし、土の表面が乾きにくいように湿った水ごけ等を覆って置きます。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/17 8:09

No.12 夏休みに家を空けますが、コンテナの水やりをお父さんに任せます。どうしてもらったらいいですか。

水やりを人に頼むのはなかなか難しいものです。
特に、夏の水やりは少なかったらすぐに枯れますし、多すぎると過湿になり病気になりやすくなります。
 こんな時のため、コンテナの上部にウオータースペース(水を溜める場所)を作っておくと、誰でも一定の水やりができます。
 水やり頼み方は、「毎日(隔日)早朝か夕方(夜)に1回、ウオータースペースが満杯になるまで水を溜めて下さい。」
 また、「葉が少し濡れるぐらいの通り雨が降っても、忘れないように水やりをして下さい。」、「日中のカンカン照りの時は、水温が上がるので水やりはしないで下さい。」「葉っぱの多い植物ほど沢山水をやって下さい。」と言った指示をしておくと万全です

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/17 8:10

No.13 何度植えても、山椒の木が枯れてしまいます。どうしたらいいでしょうか。

花木の小苗木を花屋さんで買ってきて、2〜3年で枯らしてしまうことは、よくあります。
 普通、小苗木は挿し木で増すため根の伸び方が自然とは違うとともに、ポット等に入れられているため根の伸びが制限されています。
 そのため、バラ等一部の植物では挿し木やポット植えでは直根がうまく出ず、少し大きくなったら枯れてしまう種類があります。
我が家でも、山椒の木は何度も枯れましたが、こぼれ落ちた種から生えた子どもの木は2m位になって元気に育っています。
 案外、実生(種から育てる方法)の方が元気よく育つ例が多くあります。また、どうしても小苗しか手に入らない場合は、出来るだけ深く植え穴を掘り、腐葉土等をたっぷり入れて根が十分に伸びるように育てましょう。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/17 8:11

No.14 コンテナに寄せ植えしたゴールドクレストが直ぐに枯れてきました。(寄せ植えのコツ)

多くの園芸書には、「寄せ植えや植え換えの時、土をとって根をほぐして植えましょう。」と書いています。 しかし、正月用の寄せ植え盆栽等では、松やナンテン、笹等の草ものを植えるときに根をさばくと必ず直ぐに葉が落ちて枯れてしまいます。 寄せ植えのプロは、買ってきた苗の根は、ほとんど触らずそのままで植え込みます。コンテナガーデンでも多くの植物を混植し、土も変わるため、植え付け直ぐに枯れてしまうことがよくあります。根は出来るだけ触らずに植えた方が案外失敗は少ないものです。 また、コンテナーガーデンの初心者は、どうしても植え付けに時間がかかります。特に、夏場は、植え方に気を取られて、根を乾かしてしまうと大半の植物が枯れてしまいます。 濡れ新聞等で根を乾かさないように十分注意しましょう。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/17 8:12

No.16 秋ぎくの芽摘み(ピンチ)は、お盆を過ぎたら、してはいけないと言われましたが。

秋ぎくや寒ぎくなどは、短日植物といわれ、日が短くなったら、芽の中に花を作り始めます。 10月下旬に咲く品種では、8月下旬(昼の時間が12時間半以下)が花を作り始める時期になります。この時期以降はピンチ(芽摘み)をしても、新しい若い芽からは充実した良い花は出来ません。 また、この時期以降は、夜、明かりのついいているところや日陰の多いところに置くと、大きな花や正常な花が咲かないことがあるので注意が必要です。 秋に咲く孔雀草(しろくじゃく)やコスモス等も短日植物といわれています。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/17 8:15

No.17 寄せ植えコンテナの模様替えをしたいが

春に作った、寄せ植えコンテナも鉢の中の植物が鉢の中で喧嘩を始め、バランスが悪くなってくる時期です。 中心のコニファー類は、葉のある部分で刈り込みをしましょう。 また、ヘリクリサムやツタ類、バーベナ等の花や葉を楽しむ宿根草も適当な大きさに刈り込みます。 ベゴニアやインパティエンスなどの一二年草はアリッサムやテルスター、リネアリス等の秋向きの花に模様替えします。 秋は特に、クロッカスやシラー、チオノドクサ、ミニ水仙等の球根を埋めておくと、時期になると花が咲き楽しめます。 このとき、他の植物に負けている種類のものは、水やりや日当たり、土等が合っていませんので、思い切って別の種類に換えてしまいましょう。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/17 12:49

No.18 ランを育てていますが、ナメクジの被害に困っています。

 梅雨になると何処からともなくナメクジが寄ってきて、花や葉、貴重な根の先端を食べられてしまいます。
 特にラン類では、年に一度しか出ない新根の先端部を全部食べられてしまい、その年の生長が左右されます。
 ナメクジの防除には、市販のナメクジ防除剤を夕方に撒くと効果的ですが、薬が濡れてしまうと薬が効かなくなりますので、ペットボトルの中に剤を入れるなどの工夫が必要です。また、飲み残しのビールを鉢の側に置いておくと、市販の防除剤と同じようにナメクジが寄ってきて溺れて死んでしまいます。
 また、ナメクジは銅イオンを嫌うといわれており、鉢底に銅のスノコを入れたり、鉢棚の足に銅線を巻いて防除している例もあります。
また、ナメクジを見かけると熱湯をかけることも効果的ですが、植物にかかると枯れてしまいますので注意が必要です。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:20

No.19 ハツユキカズラのピンクの葉の部分が消え、すべて緑色になってしまいます。

 ハツユキカズラはキョウチクトウ科のていかかずらの仲間で、5月頃に咲く白い花には強い芳香があり珍重されます。
 ていかかずらは、葉が常緑で、つるから気根を出しフェンスや生け垣、樹木の幹を旺盛に這い上がり、つるの長さが10m以上も伸びるほど元気良く育ちます。
 植え付けは、木陰などの半日陰に植え付けまが、特に、斑入り品種のハツユキカズラは、強い光に当たったり、葉が古くなると徐々に緑色に変わっていきます。
斑入り品種は、肥料を与えすぎて生育が旺盛になったり、光が強く当たると緑色に変わりやすくなります。
軽い刈り込みをまめに行い、いつも新しい芽を出すことが、綺麗な葉を楽しむコツです。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:18

No.20 盛夏に花を楽しみたいのですが。

 7月中旬から8月下旬までの盛夏は花屋さんの店頭でも、最も花の少ない時期です。こんな時、家の周りをトロピカルな感じで花を飾れるとみんな注目します。
 光の強く当たる南向きの場所には、ハイビスカスやランタナ等の花木やポーチュラカやトレニア、松葉ボタン等の苗物を中心にします。
 家の北側や日当たりの悪い場所にはルリマツリやアメリカンブルー等の紫色の花が良く咲きます。
 盛夏の花の管理はコンテナの土がカラカラに乾燥しないことを注意することが最も大切です。早朝や夕方の温度の低い時間帯を選びたっぷり潅水を行います。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:21

No.21 春に植えたインパティエンスやベゴニア等も夏を越して楽しめると聞きましたが。

 春に植えた花壇苗は今、株が広がり葉がたっぷり出て旺盛に生育している時期です。
梅雨の間は雨による水が土にたっぷりあり、直射日光の当たる時間も少なくなっています。こんな時、植物は根が水を供給できる許容量よりも多くの葉や茎を作ってしまいます。 そのため、梅雨が明けて晴天が続くと、葉や茎の生長に根の水分補給が足らなくなって、簡単に萎れてしまいます。
上手に夏越しするためには、梅雨明け直前に伸びた茎や多すぎる葉のある茎を取り除くように、思い切って株を刈り込み、直射日光に強い新しい芽に更新することが大切です。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:22

No.22 キクやクジャクソウの摘心(ピンチ)の時期を教えて

 キクやクジャクソウは短日植物といって、日が短くなってから花芽を作る性質を持っています。
 関西では8月中下旬が花芽を作り始める時期になります。
 そのため、花の数を増やすための摘心(ピンチ)や伸びすぎた枝を短くする整枝は7月の下旬までに終えてしまいます。
 摘心が終わるとカリやリン酸を多く含んだ骨粉等の肥料を追肥すると、花が大きくなったり、花数が多くなります。
 また、お盆過ぎからは充実した花を作るため、日中、光が十分当たり、朝夕の極端な日陰や人工的な光が当たる場所を避けるように注意が必要です。 

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:27

No.23 暑さに弱い植物を日陰に置きたいのですが。

 盛夏の直射日光は冬の日射しに比べて非常に強く、直射日光が当たると葉や土、鉢の温度が急激に上昇して、暑さに弱い植物達はすぐに枯れてしまいます。
そのため、夏場は直射日光が当たりにくい木漏れ日や家の北側の半日陰に植物を置いたり、寒冷紗等で日陰を人工的に作って植物を養生する方法がとられます。
日陰に植物を置くコツは、1日中暗い所に置くのではなく、朝の涼しい時間に直射日光の当たる家の北東の場所や木漏れ日のような時々光が当たる場所を選び、軟弱な葉や枝を出さないような注意が必要です。
 また、寒冷紗等で日陰を作る場合は30〜50%位の遮光率の物を利用し、白や銀色の熱を遮断する資材を利用します。
 また、用土や根を高温にしないことが大切です。風通しの良い場所でコンテナに直射日光が当たらないように注意したいものです。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:28

No.24 暑さに弱い植物ってどんなものですか

 夏の暑さに弱い植物は、冬を越して早春から晩春にかけて花を咲かせるサクラソウやクリスマスローズ、ラベンダー、デルフィニウム、シクラメン等の植物です。
 これらの植物の大半が、長日植物と呼ばれる日が長くなると花を咲かせる性質の植物達で、温帯や高山、亜寒帯の気候の地域原産の植物達です。
 上手に夏を越させるためには、半日陰の風通し良い場所に移して、温度の変化の少ない地中に鉢を埋め込んだり、テラコッタや素焼き鉢等の通気性の良いコンテナに植え替え地温を下げるため夕方にたっぷりと水やりを行うようにします。
 日中の水やりは地中の水温が上昇させるため、出来るだけ避けたいものです。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:29

No.25 コスモスやヒマワリを9月上旬に播いて花が咲くと聞いたのですが。

 コスモスやヒマワリは日が短くなって花を作り始める性質を持っています。
 最近の早生種の品種は種をまいてから花が咲くまでに60日見ておくと大丈夫です。 10月中旬に花を咲かせるには8月中下旬までに種まきを行います。この時期に種をまくと、日が短くなって、花芽をすぐに作りますので、普通よりもコンパクトな草姿になりコンテナで栽培にも適しています。
 関西では9月上旬が種まきの限界です。
 夏場の種まきは、芽が出るまで土を乾かさないよう、本葉が出るまで、毎日、夕方にたっぷりと水やりを行うことが大切です。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:32

No.26 庭の植木に普段から水やりを多くすると夏場に枯れやすいと聞いたのですが。

 普段から地植の植木に頻繁に水やりを行うと、根が水のある地表部に集中してしまい、乾燥の激しい夏場には十分な水分が取れなくなって枯れてしまうことがあります。
 そのため、植木を植える場所は出来るだけ深く掘って水はけを良くして根が地中深く入っていけるようにしておきます。
 また、夏場の極端な乾燥が続く場合を除いては、極力水やりを控えるような管理が必要です。
 しかし、コンテナに植わってる植木は根が地中深く入りませんので、夏場はしっかり潅水を行ってやる必要があります。 

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:35

No.27 大きなコンテナの水やりの方法は

 コニファーや果樹を植えている大きなコンテナは水やりの量やタイミングが判らず、せっかく大事に育てた木を枯らして、悔しい思いをしてしまいます。
 特にコニファー等、針葉樹は水が切れても葉が落ちず、気が付いたら枯れていたということが良くあります。
 こんな時、コンテナ中に小さな花苗を一つ植えておくと水が切れた目安となります。 小さな花苗が萎れだすと水やりの危険信号です。鉢の上部のウオータースペースに2・3度タップリ水を溜めるような水やりをします。
 植える苗はインパティエンスやビオラやアリッサム等の季節に合わせて選ぶと、寄せ植えコンテナとしても楽しむことが出来ます。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/19 8:36

No.28 盛夏の水やり

 植物を育てるとき、真夏の水やりが最も難しく、せっかく買ったシクラメンやラベンダー等を枯らしてしまう人が大半です。
 夏の水やりは、土がカラカラに乾燥しないこと、ホースの中の熱い水を植物にかけないこと、日中の暑いときに水やりをしないことに注意します。
特に、夏は中途半端な水やりや通り雨では土の中まで水が通らず、土の表面だけが濡れて直ぐに乾いてしまいます。
 毎日欠かさず、鉢底から水が出るまで、たっぷり、ゆっくり水やりをする事を心がけます。
 夏の水やりコツは、夕方に地面の熱を下げるように、高原の夜露の気分で行います。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/20 7:47

No.29 夏の種まき、その1

お盆の前後は、葉牡丹やパンジー、テルスター、百日草、マリーゴールド等、10月から11月に咲かせる花苗の種まき適期です。
 9月になると、開花時期に寒くなって、冬までに十分生育しないので、この時期を逃すとうまくいきません。
 真夏の暑い時期の種まきのコツは、葉牡丹やパンジーは前もって冷蔵庫(5℃)で種を冷やしておくこと。
直射日光に当たると、温度が高くなりすぎて発芽しないので、家の北側などの直射日光の当たらない風通しの良い涼しい場所に置きます。
 芽が出るときに地面が乾燥すると、うまく種皮が割れずに枯れることがあるため、発芽までは新聞紙や寒冷紗(かんれいしゃ)等で覆っておきます。
 また、インパチィエンスのこぼれ種もこの時期、簡単に育ちます。気がついたら、親株の周りにばらまいておくと11月上旬まで良く育ちます。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/20 7:50

No.30 夏の種まき、その2

 案外知られていませんが、コスモスやひまわりを8月中旬から9月上旬に種まきすると、春にまくより、簡単にきれいに育ちます。
 コスモスやひまわりは秋ぎくと同じ短日植物ですので、日が短くなると花芽を作るため、この時期植えると、あまり伸びずにコンパクトに育ちます。そのため、プロの切花農家もこの時期に好んで種まきをします。
開花時期は種まき後、60日と計算でき、お客様を呼ぶ日から逆算して播くこともできます。
ただ、開花日が11月中旬になると寒さで花が痛むため、播種日の限界は9月上旬までです。
 種が比較的安いので、家の周りの空き地や広い場所に播いておいてみんなをびっくりさせることもできます。
 また、肥料の入っていないコンテナにたくさん種子を播いておくと、非常にコンパクトな鉢物が簡単に出来上がります。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/20 7:49

No.31 去年のシクラメンの管理

9月になったら去年買ったシクラメンをじっくり観察してみましょう。
 まず、球根部分の病気は致命的です。手で押さえてみて消しゴムのように弾力のあるものや、手で押さえて簡単にへこむものは他の株とはなして隔離するか、思い切って捨ててしまいます。
夏の間乾かして管理した葉のない株は新しい芽が出始めるまでは、水やりを控え、徐々に水やりの量を増やします。
 葉をつけたまま夏を越した株は葉のはえかわりの時期になります。古い葉は黄色くなってきますので、捻りながら根元から取り除きます。
 葉のあるシクラメンは秋になると大変水をほしがります。毎日、ペットボトルなどを使って、葉や球根に直接水がかからないように丁寧にたっぷり水を与えます。
シクラメンの新芽はダンゴムシの大好物です。市販のペレット誘引剤を鉢の周りにまき防除を行います。
 肥料は、気がつけば、窒素分の少ない液肥や緩効性肥料を少し与えます。
 初心者は植え換えを行わない方が無難です。

索引【な】 分類[夏] 登録日-2004/6/20 7:52

No.32 昨年枯れてしまった花鉢の土や鉢の再利用法を教えて下さい。

土や鉢に病気が残っている心配がある場合は、夏の間に太陽熱消毒を行うと万全です。土を湿らせて透明のビニール袋に入れ、10日程よく日の当る所に置いておくと、ほとんどの病原菌が死滅します。植木鉢やプラスチック鉢はよく洗い、80度前後のお湯をかけると万全です。
また、プランターで土を替えずに、そのまま使うときは、同じ種類の植物を植えないようにします。
 一度使った土は、堅くしまっていたり、水が同じ所しか通らないようになっています。十分に土を掘返し、よくほぐすとともに、土の中の害虫を取除き使います。この時、少量の肥料と土の表面が少し白くなるように苦土石灰を置くとともに、土が減った分だけピートモスや腐植土を混ぜておきます。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/17 8:20

No.33 綺麗な花を買ったが、どこにも育て方がのっていません。

園芸業界では、珍しい花や目新しい花が高く売れるため、時には植物園でも見たことがないような植物がよく売られています。
 実際に生産者から、同じ様な質問を受けることも良くあります。
 こんな時一番初めに調べるのは原産地です。学名や英名が解れば、図書館の植物図鑑を調べたら原産地が解ります。
 原産地の気候や植物の開花時期を調べるとだいたいその栽培方法が解ります。 また、科名や属名が解ればよく似た種類の植物が見つかりますので、その植物のつもりで一度育ててみます。
 最近は熱帯植物より、オーストラリア原産の植物や亜寒帯や高山(アルパイン)原産の植物が多く見られます。
園芸の世界も広くなって、綺麗な植物はどんな花でも温室や部屋中で大事に育てるという時代ではなくなってきています。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/16 16:38

No.34 庭の花を切って飾りたいが、あまりは花が持たない。

自分の庭に咲いた花を、家の中に飾ってお客様をもてなすことは最高の贅沢と言えます。また、花を切ることで植物の再生が図れます。
 切花を長持ちさせるコツは、古い花や下の方の葉を出来るだけ取って、植物体から出るエチレンガスを出ささないこと、水を腐らないようにすること、水揚げをうまくすること、出来るだけ涼しいところに置く等の4点の注意が必要です。 
 花を切るときは、まだ、つぼみの開ききらない早朝に行い、水につかる部分の葉や芽を全て取り除きます。 
 また、水を殺菌するには古い銀の指輪などを花びんに入れておくと効果があるといわれています。水揚げを良くするには、台所用の洗剤をごく微量入れると案外効果があります。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/17 8:17

No.35 今年買った、トマトや鉢花に種が出来ました、来年はこれを使って育てたいが。

最近販売されている園芸用(農業用)の植物の大半が一代交配種(F1)と呼ばれる雑種交配により作られています。
 一代交配種は雑種強勢と呼ばれる病気や環境の変化に強い性質を持つとともに、両親の良い性質を兼ね備えるような親の選抜により作られています。
 しかし、一代交配種は純系ではないため、その子どもは花の色がバラバラになったり、果実の味が悪くなったり、病気に弱くなる等、祖父母の性質が単独で現れます。
せっかく種を取って、手間をかけて育てても、思ったものと違うものが出来る可能性が高いため、出来れば、同じ品種の種を購入して育てた方が良いと思います。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/17 12:53

No.36 植物を育てるのが上手になりません、コツを教えて。

花や野菜等の植物は、動物と違って、動いたり鳴いたりしません。
 そのため、お腹が空いたり、のどが乾いても外見では判らず、葉が黄色くなり、手遅れになってやっと気付きます。
 地面に植わっている木は、毎日世話をしなくても枯れませんが、コンテナに植えられた植物は、定期的な水やりを怠るとすぐに枯れてしまいます。
 植物も動物と同じように、毎日、世話をしてあげることが初心者の心得です。 

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/17 13:12

No.37 スタンダード仕立てという言葉をよく聞きますが。

スタンダード仕立ては、1本の軸の上に風船を載せたような仕立て方で、バラや月桂樹やベンジャミンなどで、よく見かけられ、玄関等のアクセントにも最適です。
 スタンダード仕立ては、主軸の下の方に葉がないため、バラなどの葉の裏に土汚れが付くと病気になりやすい植物には最適な仕立て方です。
 しかし、この仕立て方は植物の自然の姿とはかけ離れていますので、軸から出る芽を取ることや、先端の形を整える必要があります。
 ゴールドクレストやブルーバード等のコニファー類でも上手に仕立てると、素敵なアクセントになりますが、針葉樹は葉のない古い枝から新しい枝は出ませんので、絶えず、浅い剪定を行うことが大切です。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/17 13:16

No.38 日陰に置いていた花を急に外に出したら枯れてしまった。

何日も日陰で育った植物は、葉の色が薄くなったり、節と節の間が長くなる、徒長と呼ばれる状態になっています。
 人間でも、急に裸になって直射日光に当たると、日焼けで何日も苦しみます。 植物も、弱い光に慣れていた物を急に強い光に当てると、葉焼けややけどになってしまい、葉がチリヂリとまいてしまいます。
 寒い間、家の中に入れていた植物や日陰に置いていた植物は、初めは午前中だけ外に出すとか、薄い寒冷紗をかけるなど、徐々に強い光に慣らすような管理が必要です。
また、南向きの玄関や居間の植物は、昼間の強い光で春を飛び越し、一度に夏の気候になります。昼間は換気やカーテンによって温度調節が必要です。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/17 13:18

No.39 農薬を使わない花(野菜)作りを教えて

当たり前ですが、元気な植物は病気になりません。
光がたっぷり当たって、風通しのよいところで育っている植物は病気かかることも少なく、害虫の被害も大きくなりません。
 農薬を使わない植物栽培の第一歩は、よく締まって葉や茎の固く、病害虫がつきにくい植物に育てることが大切です。
また、普段から植物をよく観察し、もし病気や害虫が発生しても、被害の少ない時期に見つけ、病気の患部や害虫を直接取り除くことが出来れば、農薬に頼ることも少なくなります。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 8:13

No.40 庭に直接花を植えて楽しみたいのですが、何を注意したらよいですか。

 直植えガーデニングは、まず、水はけの良さと土の深さが一番大切です。
 バラや果樹等の樹木を植える場合は植え付ける前に、最低50センチ以上掘って、根が深くはいるよう下層の土を柔らかくします。
 同じように、草花を植える場合もポットやコンテナの大きさ以上に出来るだけ深く掘って、土の水はけや通気性を良くします。
 堆肥や腐葉土を下層の土に混ぜると、通気や排水が良くなり、根が真っ直ぐ地中深く入る手助けになります。 夏の長い乾燥が続くときでも、根が地中深く入っている植物は、水やりを忘れて枯らすことも少なくなるなど、環境の変化に強く育ちます。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 8:14

No.41 ウオータースペースという言葉をよく聞きますが、どんなものですか。

 ウオータースペースとはコンテナ(植木鉢)の土の表面から鉢の最上部の縁までの場所のことです。
ウオータースペースが無いと、水やりをしても、土の表面を水が流れるだけで、十分に水が土にしみ込みません。 
 水やりを忘れて、土が乾いてしまっても、ウオータースペースにたっぷり水を溜めるような水やりをすると、土がまんべんなく湿ります。
夏の暑いときは、土がカラカラになって根を枯らさないことが最も大切なことです。そのため、毎日、ウオータースペースにたっぷり水を溜めるような水やりが植物を枯らさないためのコツです。
 また、他人に水やりを頼む場合も「ウオータースペースを満タンにするようにお願いします。」と言っておくと非常に判りやすく、失敗が少なくなります。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 8:24

No.42 コンテナの土は何回ぐらい使えるの

 最近はホームセンター等で安い花の用土が売られており、毎回土を替える人が良く見受けられます。
 でも、土自体は無機物で何回でもリサイクル出来るものです。用土の悪化は、有機物が無くなり、水持ちや肥料持ちが悪くなること。土が硬くなって細根が出にくくなること。肥料成分が無くなること。土に病気や害虫が残ることです。
 上手に用土を再生するためには、一旦、コンテナの土を全部出して、1週間ほど、天日干しを行い、土を乾かし、直射日光と空気に十分当てます。また、有機物は毎年消耗しますので、腐葉土やピートモスを土が目減りした分だけ補給します。この時、苦土石灰を少量混ぜます。(用土の体積の千分の一程度)
 一番大切なのは、毎年同じ種類の植物を植え付けないことです。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 11:23

No.43 花づくりの基礎は土からと良く聞きますがどういう意味ですか。

 植物の根は、水に溶けやすい硝酸態のチッ素分等の限られた成分しか吸収する事が出来ません。
 いわば、植物の根は口と言うより、消化した栄養分を吸収する組織に近い役割を持っています。そのため、肥料を分解したり水分や空気を蓄えて、植物の胃腸のような内蔵の働きをするのが土です。
 土の微生物は有機物や肥料を分解して植物の根が吸収しやすい肥料成分に変化させます。また、土の細かい隙間や有機物は水や養分を、一旦吸収し、適当な養分濃度を保つとともに、根がゆっくり肥料分や水分を吸収するのを助ける役割をしています。
元気な植物を育てるためには、水分や肥料分を十分蓄え、良い微生物が育つ用土(内蔵)を作ることが大切です。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 16:53

No.44 病害虫には外科手術を!

 ガーデニングを一生懸命やっていると、灰色かび病、立枯れ病等の発生やアブラムシ、毛虫類、葉ダニ類の害虫が沢山集ってきます。
 沢山の種類の植物を植えていると、安易に農薬を使うこともためらわれます。
また、農薬の種類によっては薬害といって、花が茶色く痛んだり、葉の縁が黄色くなってしまうことがよくあります。
やはり、ガーデニングの病害虫防除は、お医者さんの外科手術のように直接、病気の葉や害虫を取除いてしまうことが大切です。
週に一度は、病気や虫がついていないかよく観察して、ひどくなる前に処置をするようにしましょう。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 17:00

No.45 花がらは早めに捨てよう!

 鑑賞植物の病気で最も気をつけるのは、灰色かび病と呼ばれる、花がらや古葉がかびてくる病気です。
 雨の次の日に、昨日まできれいだった花が急に茶色くなったり、込入った株元の古葉から、かびの胞子のような煙がでることがあります。この病気は、ほとんどの植物がかかり、他の病気の前兆にもなります。
 春先のパンジーが痛んでくる原因の大半が花腐れ病とも呼ばれる灰色かび病です。
 何時も、古い花はなるべく早く取除き、株元まで光が当るように茎を間引く様に心掛けましょう。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 17:00

No.46 下手な水やりは毎日が台風!

 水道ホースの先に、蓮口を付けて強い水圧で水をかけている人をよく見かけます。
5分間で1センチ水をかけると、時間雨量120ミリになります。これでは、毎日集中豪雨や台風の連続です。
上手な潅水法は、雨になった気持でゆっくりと株元に水を注ぎ込むようにします。
また、潅水が終ったら、土の中に十分水がしみ込んでいるかどうか、少し土を掘って調べてみましょう。
 土の中まで十分水がしみわったていれば合格です。短時間の強い潅水では、花や茎は濡れますが、肝心の土に水がしみ込んでいないことがよくあります。
水やりは植物に水をかけるのではなく、土を適度に湿らすことです。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 17:04

No.47 花や茎は水が嫌い!

 植物を育てることがが下手な人の大半が、水やりの下手な人です。
 水やりは土を十分湿らすこと、出来るだけ花や茎に水をかけないことです。よく、潅水を忘れたパンジーにあわてて、水をかけると、よけいに萎れてしまうことがあります。
 動物は餌や水がなくなったら、鳴いたりパニックになりますが植物はなにも言いません。 あまり上手に植物を育てられない人は、一度ペットを飼ったつもりで、毎日のえさやりを水やりだと思って育ててみましょう。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 17:04

No.48 水のやりすぎで植物は枯れない!

 枯れてしまった植物を園芸好きの人に見てもらうと、よく水のやりすぎですと言われます。
 本当は、水のやりすぎではなく、空気が少ないために根が腐ってしまうのです。
 試しに、根がついた苗を水の中につけて、熱帯魚の空気ポンプを入れておくとほとんどの植物は2週間ぐらいでは枯れません。
 水が停滞せず、たっぷり水を与えると、どんな植物でもよく育ちます。
庭や植木鉢もよく水が通るように排水対策をしっかりしておくと、大切な植物を枯らす心配は少なくなります。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/20 11:54

No.49 有機質肥料で失敗!

 油かすなどの有機質肥料を直接植木鉢の上に置いているのを見かけます。
 油かすは有機質肥料の代表的なものですが、暖かいときは急激に発酵して、肥料の効き過ぎや有害ガスで植物の根を枯らし、お百姓さんでも時々失敗します。
油かすや骨粉等の有機質肥料は、一度水に湿らせて、耳たぶ程度の柔らかさにして発酵させた団子にしておくと、ゆっくり利く万能肥料になります。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 17:06

No.50 土の中の虫に注意!

 土の中から大きな白い虫(コガネムシの幼虫)が見つかることがあります。
 地面に直接植っている場合は他にも食べる物があり、あまり気づきませんが、植木鉢では根を全部食べられ、気づくのが遅れるとほとんど植物が全滅します。
 5月から10月にかけて、堆肥や腐葉土等有機物の沢山入っている土ほどよく発生します。土の中深くにいるため、農薬では撃退が難しく、やっかいな害虫です。
植木鉢の土が急に減ってきたり、土が泥のように細かくなり、水はけが悪くなってきたら、根切り虫を疑ってみましょう。
 土の中から根切り虫を取除いた後は、よく切れる植木バサミで根を切って、新しい土に入替え、地上部の葉や枝も少なくして、ひもや添木をして日陰に置き養生します。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 17:06

No.51 花の大敵ナメクジ!

" きれいに咲いている花が一日で何かに食べられてしますことが良くあります。
 残っている花や葉をよく見てみましょう、テカット光っていませんか。ナメクジの通った跡です。
 ナメクジは昼間は鉢底や木の陰に隠れていて、夜になると活躍します。夜中に台所の大根をボリボリと音を出して囓っているそうです。 
 市販のナメクジ防除剤に簡単に寄ってきますが、屋外では雨や水に濡れると薬の効果がすぐに無くなります。
鉢底に網を敷いて鉢内に隠れないようにするとともに、銅イオンを嫌がりますので銅板を鉢棚の足に巻いて置くと効果があります。
ビールの残りをお皿に入れておくと、アセトアルデヒドというアルコールの分解成分に寄ってきて溺れ死にます。
植物のない場所では熱いお湯をかけて殺す方法も効果的です。
ナメクジは夜行性なので、夜中に古い割箸で捕まえるのもいい方法です。
"

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 17:07

No.52 スプレー式殺虫剤の使い方!

 最近は、スプレー式の殺虫殺菌剤が手軽に手に入ります。
 いちいち農薬を調合しなくても安全に利用することが出来ますが、上手に使うには一寸したコツがいります。
第一に、噴霧する際、植物に近づきすぎると低温のガスが直接当り、葉や花が凍傷になります。
 また、直接害虫にかからないと死なない薬が大半の為、害虫のいる葉裏や葉の重なり部分に丁寧にかけます。
農薬散布は薬液が急に乾かない早朝や夕方に行います。
同じ種類の薬を何度も使うと、アブラムシやダニ類では耐性が出来て死ななくなります。
一度のかけ終ってから、同じ所にもう一度かけると濃度が二倍になり薬害の可能性高くなります。
 殆どの場合、花に直接かかるとすぐに萎れますので、花を楽しみたい場合は、農薬散布を控えます。

索引【き】 分類[基本] 登録日-2004/6/19 17:08



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